Adobe Swatch Exchange(.ase)形式のカラーパレットとGIMPカラーパレット(.gpl)をLibreOfficeカラーパレット(.soc)に変換する
LibreOfficeでいい感じのカラーパレットを使いたいと思っても、LibreOfficeのカラーパレット登録画面は大量のパレットを変更するには使いづらいので、ちょっとしたTipsと変換スクリプトを書いてみた。
GIMP/Inkscapeで使えるカラーパレットはGIMPカラーパレット(.gpl)形式なので、LibreOfficeにそのまま取り込むことはできないけれど、どちらもテキストファイルなのでテキスト処理だけで変換できます。 ということで書いたのが、このスクリプト。
$ ./gpl2soc.sh GIMPカラーパレット.gpl
こんな感じでGIMPのgpl形式をLibreOfficeのsoc形式に変換できます。
と、gpl形式で配布されてれば、ここまでで終わりですが、カラーパレットがAdobe Swatch Exchange(.ase)形式で配布されている場合があります。たとえばこういうのとか。
そんな時は、カラーピッカーツールのGpickを経由してgpl形式に変換すると上のスクリプトで変換することができます。
Gpickは、Debianパッケージになっているので、sudo apt-get install gpickでインストール。 そしてGpickを起動してase形式のファイルを読み込み、エクスポートでgpl形式に変換します。
LibreOfficeカラーパレットを自作・色を大量に登録したい
そんな時は、これをどうぞ。
HUE/360というサービスで作成したカラーパレットをLibreOfficeカラーパレットとして登録するための変換スクリプトですが、こんな風に色名とRGBを書いたファイル
color_name: #AACCFF White: #FFFFFF Black: #000000
を用意して変換すれば、一気にsoc形式に書き出せます。